2010年5月28日金曜日

枠にあてはめられない才能


本物の才能はその辺に潜んでるのね
アレックス

ファビュラスなテオのファビュラスなアパートで寡黙なオーストリア人の青年アレックスに出会った。
地味な感じなのに鋭い眼光がとても魅力的。
ショーン・ペンが持ってる危ない光も潜んでる。

ザルツブルグを本拠地にしている振り付け師兼ダンサーらしい。
「どんなダンスをするの?」って聞いたら、優しく「どんなダンスかは見た君が決めて。言葉という枠でジャンル分けしたくないんだ。」と。
こういうデカいこと言う奴は多いけどあまりにも彼がすごいオーラを発しているので、そのダンスなるものをyoutubeで見てみた。

そして、あたしゃなまらぶっとんだ。
ダンスのことは判らないけど、ものすごい才能を持った人なことは確かよ。
感じるの・・本物の匂いを・・・。

是非9分間集中して見て欲しい。(こちら←クリック)
この白いメインキャラが彼です。
ダンスの腕だけじゃなく、メッセージ性も強烈ですごい。
サンフランシスコの観客の反応も最高。
誰か日本で招聘してくれないかしらん・・・。
こちらは彼らがオーストリアのタレントショーで優勝した時の映像(クリック)。
喜びの可愛い表情も見て下さい。



アパート多分見つかった。
契約書にサインするまで「多分」って書いておきます。
その報告は後ほど。

2010年5月25日火曜日

家が見つかりません

 うちの近所の中古レコード屋さん
すごい品揃え
ターンテーブルが欲しくなるわ


結婚相手と住む場所は他人に意見を求めるな・・・。
これ、ロンドンでアパート探しをし始めてから心に染みいったことよ。
ロンドンっ子は自分の住んでいるエリアにことさら強い思い入れがあるらしく、その愛余って他のエリアをことごとくけなす人が多いの。
「あたしはイーストサイドっ子だからノッティングヒルには行かないの。あんなところ観光客だらけで行く気がしないわ。10年前まで危険地域だった癖に。」とか、逆に「あんなイーストサイドに引っ越すぐらいならエディンバラに引っ越したほうがマシ。コヴェントガーデンより東には行かないのよ(ごるぁ)。」とか。そして西や東のやつらはこぞって「川の南側でもオッケーですってぇ!?!あんた正気?」みたいな(爆)。
みんな好き勝手なことを言いたい放題よ。
ちゃきちゃきの江戸っ子、浅草橋のお寿司屋さんが「渋谷だとぉ?そんなとこには人生で2回しか行ったことねぇよ。玉川高島屋だぁ!どこだ、そんな田舎はっ、ちきしょう!」と自慢げに言ってたのを思い出したわ。

今のあたしたちみたいにイーストでもウェストでもはたまたテムズ川の南側でも地の利と家賃が見合えばどこでもオッケーですなどと不動産屋に言うと結構ビックリされるの。
それ東京で言うと麻布でも入谷でも大泉学園でも経堂でも中井でも青物横丁でもオッケーでぇーす、って言ってるみたいなものなのよね、きっと。
だって金がない+物件ないからしゃーないやん、エリア拡げるしか。
(グランドピアノっつーのが一番のネックなんだけど・・・)

ちなみに・・・去年ロンドンに引っ越したとき内見した週850ポンド(週よ)だったアパートが、今1300ポンドするの(くどいようだけど週よ)。
多摩下駄。
一日187ポンドよっ!
不景気じゃないのぉぉぉぉ?ねぇ?
屁ぇこいて寝てるしかないわ、もう。

2010年5月19日水曜日

ふたたび川の南側へ

あぁ、またアパートの内見でうららかな一日を全て費やしてしまった。
いろんなアパートを見れるのはそりゃ楽しいが、体はひとつなので住むところもひとつ。
どれか一つに決めなきゃいけないのはかなり緊張する。
現在住んでいる家も住んでいるうちに結局慣れたけど、最初のころは「やっぱりあのアパートにしときゃよかったっ!」って思うことも多々あったからさぁ、慎重になるわけよぉ。
あぁ、でもたかが7軒目にして早くも内見に疲れてきたわ。
幸いにも賃貸物件は価格が下がっているらしく、去年はその値段では到底借りられなかったであろうものもパラパラ出ていて、今回内見してる物件もかなり充実している。

今日はふたたびテムズ川の南側、バーモンジー地区へ。
以前(先週ブログに書いた時)実は一軒バーモンジーで素晴らしい物件を内見したんだけど、その日のうちに他の人に取られてしまったのよ。
予想していたから落ち込まないけど、平気と言えば嘘になるぐらい素晴らしいところだった(駅から徒歩20分っていうのに渋ったのよ)。
このように人気の物件は容赦なくマーケットに出た瞬間なくなるの。
あまり詳しくは書かないけど、その物件は60年代まで毛皮工場だったアールデコ調ビルの廃墟をリノベートして造られているロフトアパートで内装も広さも申し分なくファンタスティックだった。
オーナーさん夫婦もかなりあたしたちを気に入ってくださったらしく(オペラ話で盛り上がったから)「あのジェントルメンカップル(爆)はここに興味なかったのかしら?」と不動産屋のねーちゃんに聞いてきたらしい(涙・・・)。
で、そのアパートを見せてくれたねーちゃんが今日もバーモンジーの違うアパートに連れて行ってくれたんだけど、これもまたオモロかったわー。
今回のは昔ジャム工場だったところを住居用に改造してあるロフトだったの。
で、アパートそのものの名前も「ザ・ジャム工場」。
鉄のゲートも「チャーリーとチョコレート工場」みたいで味があった。
まだここにするかちょっと決めかねているのだけどね・・・(駅まで18分というのと入居時期が6月末というのがネック)。

その後、そのアパートから約20分ぐらいかけて徒歩でタワーブリッジへ。
ロンドンに来て初めて見たわ、この名所(あら字余り)。
この世界的に有名な跳ね橋を見逃していたなんて、東京に来たのに東京タワー見てないぐらい・・・ビミョウにどうでもいいこと鴨(爆)。


河岸のShad Thamesに行ったことは非常によかった。
ロンドンの古き良き時代(ヴィクトリア時代)の名残りが色濃く残っている場所。
一度は目も当てられないぐらい荒廃してしまったエリアらしいけど、今はおしゃれなレストランやカフェがたくさんあって観光名所になっています。
下の写真、テナントの看板がなかったら100年前と同じ風景だと思うわ。

 Butler's Wharf

2010年5月18日火曜日

アートな街・Spitalfieldへ

この「朽ち果て」具合が素敵なの♥

ただいまアパート(この言い方どうしてもやめられない。英国ではフラットっていうんだけど)をロンドン市内で探している。
スウェーデンで新生活を始めるためにかなり本気で引っ越す覚悟をしていたのに、イギリスのビザをキープしたいがためその話はなくなり(みなさまご心配おかけしました)、おさーんがロンドンから時々通うことになりそう。
スウェーデンに行かなくなったのは残念な気もするけど、ロンドンに留まれることは非常に嬉しいわぁ(はぁと)。
この場をおかりして近況報告させていただきます。
m(_ _)m

家主には引っ越すことを伝えてしまったため+家賃が高いため、住み慣れたノッティングヒルのアパートを今月で引き払うことになった。
家賃がもうちょっと安めで、もうちょっと広いところを探し中。
んがっ・・・安めはあっても広めはないロンドンなのが現実なのであった。
アパートハンティングのことはまた書きます。

今日はロンドンでいちばん(多分)トレンディ(W浅野と純一もビックリ)なスピタルフィールドのアパートの内見に行った。
あぁ、この街の雰囲気すごくいいわっ!
幽霊が出ようが切り裂きジャック(←クリック)が出ようがものすごい雰囲気あるわ!
(幽霊が怖くてロンドンや麻布に住めるかっ!でおなじみのあたし)
今日内見したところは切り裂きジャックが二人の女性(結局二人とも無惨に殺される)を物色したことで有名(?)なTen Bellsというパブの超近く。
あたしが敬愛してやまないGilbert and George(←絶対クリック)も住んでいらっしゃるストリート。
残念ながらそのアパートはちょっとバジェットより高いので諦めなきゃいけない感じだけど・・・ま、これもご縁ですからね。

このストリートアートだらけの街にいつか住めたらいいなぁ・・・。
以下はストリート美術館。

2010年5月14日金曜日

バラマと新しい土地

天気も良くやっと暖かくなったので(昨日は5月というのに最低気温が3度だった)、今日は遠出してBorough Market(バラマーケットと発音)まで久しぶりに行ってきた。
ロンドンの台所健在。
観光客やら、シティで働く人やらでごった返していたけど、マーケットはこれぐらい活気がなきゃだわね。
世の中ホントに不景気なのかしらん、って思うぐらいのすごい人出だったわ。
首相も決まったから、活気づいてるのかしらん?
(ブラウン首相、さようなら。ありがと、ビザくれて。)


いつも食べてるホットドック屋(Bratwurstというらしいけど)に直行。
このデカいソーセージ♥をバゲットみたいな硬めのパンに挟んで、ザワークラウトとケチャップをどっぷりかけていただく、ダイエットにはもってこいの一品です。
2個食おうかと思ったけど、おさーんに武力で止められた。
立ち食いをあんまりやらない(上品な)あてくしにはかなり楽しいアクティビティなのでした。
あまりの人出が老人連れには辛かったので、それ回避するため今まで足を踏み入れなかった土地へ。


バラマーケットから10分ぐらい東に歩いたとこに最近ナウでホット(死語連発)と評判のBermondsey Streetがある。
Bermondseyって「バーモンジー」って聞こえるんだけど、聞くたび頭のなかで
「婆門爺」
って漢字が浮かんでくるわ。あぁ、横文字弱い40ちゃい。
カフェやらテキスタイルの店やらお洒落なレストランが並んでいて、かなりイケてる。
人から「結構おしゃれでゲイ多しよ」と聞いていたのになんで今まで来んかったん?と自分のデブ症、じゃなくてぇ出不精を恨んだわ。
再開発中の町らしく、ロンドンブリッジからすぐのところにあるのにまるでどこか遠くの田舎に迷い込んだような雰囲気の一角だった。
ふと東京の雑司ヶ谷を思い出す。
東京ではいろいろな場所に足を踏み入れたと思っていたのに、この雑司ヶ谷にだけは東京を離れる1ヶ月前にあの緑の都電に乗って初めて行ったの。
その時に「ここ知らずに東京に住んでたなんて。」と焼きそばパン食べながら悔やんだわー。
「大好きだから毎日来きたいの」というほどでもないけど、知らなかったことがかなり損に思えて、自分が普段のモードではないときにひょっこら行ってみたくなる場所ってない? (パリのムフタールとか、ニューヨークのウィリアムズバーグとか、東京の入谷とか)
この調子でもうロンドン1年目になるのに(まだ1年経ってない)早くも自分のテリトリー内での行動のみになってきた。

ロンドン、本当に奥深し・・・っていうかバカ広し。
地下鉄、バスなど公共交通機関のアップグレード激しくきぼんぬ。

2010年5月9日日曜日

ロンドン一年目にして

 中は良い感じなのに


初めて食べた、ここまでとんちんかんにまずいもの。
Ω\ζ゜)ちーん

ロンドンには「日本食」と銘打っているレストランのフランチャイズがいくつかある。
有名なところで言えばYo!とかWagamama。
そんな中のひとつ、Westbourne Groveにある、とあるレストランに行ってみた。
ちなみにそれ系に行くのは初めての経験。
というのも、うちのおさーんが「一人で行ったときちらし寿司を食べたんだけどそこの刺身がまあまあ美味しかった。」って言ったから。
そこまで「美味しい」わけはないだろうけど、じゃぁgive it a chance。
で、ぶっちゃけその「CHIRASHI」ってのが来てみてびっくり。
一瞬他のプラネットに来ちゃったのかと思ったわ。
あつあつほかほかの酢飯の横に刺身が4切れのってるだけのシロモノ。
ほかほかの酢飯から立ち上る湯気でゲホゲホむせるっちゅーの。
しかも刺身のあつあつご飯に触れている部分は変色し始めている。
食べ物の悪口言うの本当に気が引けるんだけど、マズいとか美味いとかいうのを超越してたわ。

でもあたしが一番ショックだったのは、このCHIRASHIが問題外だったことよりも、東京で散々高くて美味しい寿司を食ってきたうちのおさーんが、あの刺身を美味しいと言い、あの物体をちらし寿司として認めていたことよ。

あ:「あんなほかほかご飯にのってるちらし寿司なんて、罪よ、罪。」

お:「確かにご飯が温かいちらしは今まで食べたことないけど、だれも僕に寿司めしがホットライスだったらいけないって言ってくれなかったじゃない。もしそういう寿司を日本の料理が上手い友達が堂々と出してきたら『そんなもんかなぁ。』って思うよ。そこまで認められないものなの?ちなみにあのあつあつのご飯って寿司屋ではどうやって冷ましてるの?」

あ:「・・・・。(あかんわ)」

「I love SUSHI!」とか言ってるガイジンサーンのほぼ過半数にとって寿司とはその程度のものなのかもしれないなぁ、なんてふと思う。
そんな人達に「寿司の極意」を知ってもらおうと一生懸命になってる外国在住の寿司シェフさんたちが急に気の毒になってきたわ。
でもそのレストラン、客はあたしたちともう一組(非イギリス人)のみで閑古鳥が鳴いてた。
それだけが救い。イギリス人もいかないようなレストランに行ってしまったってほうも悪いんだわ。

「ちょっとぉ、じゃぁあんたの好きな納豆オクラスパゲティとかタケノコピザはどうなるのよ?イタリア人怒るよ。」
という質問ですね。
そうよね・・・( ̄▽ ̄;)
でも、堂々言わせていただくと、
納豆オクラスパゲティとタケノコピザは本流に反してるかもだけど、美味しいんだもんっ!!!
(ちなみにあたしのイタリア人の友人は日本の『ナポリタン』が大好きなの)
ほかほかCHIRASHIはNot only美味しくないbut also本流に反する、のダブルパンチやんっ!
本流外れてても美味しかったらええのよ、「カリフォルニアロール」みたいに。

・・・と、ふとまた考える。
あれをCHIRASHIなんて言ってるからいけないんだわ。
「ほかほか酢飯の刺身添え」とかだったらこっちも心の準備が出来たのに(ってまず注文せんわね)
あした行ってサジェストしてあげようかしらん・・・。

だったら美味しいイギリス料理食べた方が良いにきまってる
あたしの最近のお気に入り

2010年5月5日水曜日

Grace Kelly, Style Icon

ごぶ。
ロンドンはいきなり気温が下がったのよ。
またヒーターを入れ、仕舞った冬のコートも引っ張り出してきた今日この頃、みなさまいかがお過ごし?



今日グレース・ケリー、スタイルアイコン展にやっとの思いで行ってきた。
というのも、過去2回ヴィクトリア&アルバートミュージアムにこの展示会を見るために足は運んだものの、激混みで入れず悔しい思いをしたのよ。
オンライン予約までして、万全を期して行ってきました(ふんっ!←鼻息)。
みなさんにも是非オンライン予約をおすすめいたします。確実に入れます。
それもそのはず、あまり広くない会場はぎっしりおばはんたちレディたちでいっぱい。
あたしゃおばはん見に行ったんだか、グレースのファビュラスな衣装見に行ったんだかわからず。

おばはんらをどかしながら中に入ると、まぁ夢のような世界。
目も眩むような美しいデザインの衣装の数々。
今着て街歩いてもなんもおかしくない素晴らしいラインと縫製(あたしが着たらみんな振り返ると思うけど・・・)。ホンモノは永遠。
グレース王妃のために世界のトップデザイナー(ジヴァンシー、ディオールなど)たちが創造したドレスはまったくその輝きを欠くことなく、現代の安っぽい「スタイル」やら「気品」などという言葉を濫用し始めた人々を感動させる。
彼女の使った茶色の「ケリーバッグ」も年代を感じさせる風合いを帯びながら、ひっそりと佇んでおりました。 正にホンモノのケリーバッグってことよね。

以前も書いたけど「スタイル」なんていうものはこの方達の時代で終わり(70年代)じゃないかしらん。
インターネットやメディアのせいで美しい女優や王妃がその神秘性を失いつつある昨今、ホンモノのスタイルなんてどこから生まれるというのさ。トム・フォードさんよぉ、教えてくれよ。
と、このビデオ見ながら思った。
グレース・ケリーもケリー・グラントも伝説だけ残していったい何処へ行ってしまったの?このあたしをおいて。