2010年10月6日水曜日

Cornwall (2) B&B編

イギリス国内には数多くのB&B(Bed and Breakfast)があります。
最近はホテル並みのサービスが受けれたり、ブレックファーストだけではなくディナーも家主と一緒にできるものやらスパが付いているものやらもありこの国のB&B文化の発達ぶりがうかがえます。
それでいて一般的にホテルよりは安い値段設定なのはありがたい。
今回のコーンウォールでは2軒の素晴らしいB&Bにお世話になりました。


日本と同じぐらい朝食文化の発達している英国。
朝からこの(写真1枚目)ボリュームよ。
このフルイングリッシュブレックファーストの前にスコーン+クロテッドクリームも出たの。朝っぱらからどんだけ食うねん、エゲレス人。
ランチを抜く覚悟でいてこましてぇぇぇ!(ランチもしっかり喰ったけどな)
上2枚は一軒目のB&Bにて、イケメンのご主人(コーンウォールで見た唯一のイケメン)カールさんが作る朝食。
上記はあたしのベッドルーム。なんとおさーんには別のベッドルームが。
2部屋あって部屋ごとにテレビも付いてるB&Bでした。
シャワーの水圧も抜群に良かった。これで90ポンドは絶対に安いっ!

そして、2軒目のB&B↓

↑汚すの申しわけないぐらいの清潔な部屋
壁の絵画はすべて地元のアーティストによる油絵
リビングで山積みのアート本を読んでるふり
ご主人はテートギャラリーのキュレーターでもあります

朝はカモメが木の彫刻に会いにやってくる
お別れするとき泣きそうに・・・

セントアイヴスでもかなり有名なB&Bで、いろいろなガイドブックに載っています。
まるでセントアイヴスの自宅に帰ってきた感覚さえした(おいおいおいおい)至福の宿泊経験だったわ。
ご主人のグラハムさんのさりげないお世話も心地よく、レンタカーの手配までして下さった。
朝食も(食うのに忙しくて写真撮れず・・・) 手書きのメニューが出てきてびっくり。「一応そうやって書いてはあるけど、そこにある材料使うのなら何でも作ってあげるよ。」とのこと。
ほんだらフルコースお願いしまっさぁ。
フォアグラにされる前のダックぐらい詰め込んだのだった。

ここで(大きなお世話)B&Bに泊まる時の良識ある日本人としての心得:
・他人の家に泊まらせていただいてるつもりで、オーナーのプライヴェートの時間を尊重しましょう。
・オファーされない限り無理なお願いはしてはいけません(車で駅まで乗せてくれ、余ったスコーンを包んでくれ、マッサージしてくれ、お姫様だっこしてくれ、夜そっとベッドに来てくれ・・・など)。
・夜は静かに過ごしましょう。新婚さんやゲイカッポーは盛り上がりすぎに注意。
・作ってもらった朝食は死ぬ気でたいらげましょう。人付き合いの基本・・これだけは死守して生きてきたわ。後で部屋でゲロてもええから全部喰えっ。
・が、みんなで共有するフルーツやブレッドは適度に取らなければなりません。
・他のお客様とも節度のある会話で親交を深めましょう。
・バスルームなどはある程度自分で綺麗にして帰りましょうね。

実はB&B経営にすごく興味のあるあたし。
友人チェリストのSさんに一緒にやらないかともちかけたところ
「あたしはやだ」
と気持ち良くバッサリ断られたんで、誰か一緒にやりませんか?
毎日違う人が家に来て、いろんな人達との交流が深まるのはツイッターぐらい楽しいと思うんだけど・・・。だぉ?
ちなみに朝食をご一緒した他のイギリス人宿泊客の皆様、礼儀作法もちゃんとされててお品がよろしいの。こういう方達とご一緒できるのもB&Bの醍醐味だわぁ。皆様他の客一人一人に「Hello, Good morning」って言うのよ。素無視じゃないのよぉ。そういうなにげのない所作にこそ人の品性って出るわねぇ(と股ぐら掻きながら書いてる俺)
あたくし声のやたらデカいアメリカ人と一緒にいて恥ずかしゅうございましたもの。

(ここに今回のB&Bの名前は記載しませんが、もし興味のおありになる方は個人的にメール一発ブチ込んでちょうだいっ。よろこんでお教えするわ♡)

Cornwall (1) Sleeperに乗って・・・

イギリスの西南端にあるコーンウォールに行ってきました。
正確にそれがどこにあるかご存知?


大きな地図で見る
  
プリマスの西側から先端までがコーンウォール州です(プリマスはデヴォン州)。

生まれて初めて寝台車(Sleeper)なんてもんに乗ちゃったもんね。
ロンドン、パディントン駅夜11時45分発。 
まるでアガサ・クリスティの「パディントン発4時50分」みたいじゃん。
夜中車中で殺人起きるわぁ。
誰か一人乗客がいなくなるわぁ。
お忍びで来てたトルコの王女の宝石が盗まれるわぁ。
と、ドキドキしてたのに・・・
灰色の脳細胞を持った小男とおしゃべり好きの老婦人の活躍も見ることなく車掌のノックで起こされるまで爆睡。
びゅーりースリープ!
窓を開けたらそこはコーンウォールの丘陵地帯だった。


ベッドも適度に堅くて心地良いし、テレビも付いててOn-demandで映画やらが見れるのよ。
不便だったのは部屋の外にあるトイレぐらいかしら。
ちなみに車掌は乗客を起こしがてら簡単な朝食を運んでくれます。

St Erth駅で下車し、ローカル線に乗り換え10分、目的地St Ivesに到着。
天気予報では雨だったのに、朝の光をふんだんに浴びた海面がお出迎え。
あぁ、晴れおかま。ちゅ。


8時間15分もかかる寝台車の旅だけど、途中3時間電車をどこかで止めて乗客を完全に眠らせてくれるらしい。
そうよね、だってロンドンーセントアイヴスなんて東京ー京都と同じぐらいの距離なんですもの(約500キロ)。
爆睡してたとは言え、かかった時間でまるですごく遠くに来ちゃった気分になりました。 
みなさん、10分ごとに出てる新幹線に感謝よぉ。