2010年11月27日土曜日

あなたなら?

このバーで今からするバーの話をきいた


友人J(女)が彼女の友人Aさん(イタリア人男性)とバーに行ったときの話。
彼女たちはひとりの中年女性がバーカウンターに並んでいるのに気づかず、割り込む形で列に並んじゃったわけ。
自分たちの注文が終ってはじめてその女性の存在に気づいたらしい。
その時にイタリアンのAさんが物腰柔らかく
「もしかして先に並んでらっしゃいました?」見るからにムカついてる表情のその女性に聞いたら、
「えぇ、ずっと前から。あなたたち割り込んで来たのわかってる?自分の買ったらさっさとどいてくださいます?(-"-;)」
と、フランス語なまりの英語で返してきたんだそうな。
イタリアンAさん、そのムカついてるフラ女に笑顔で
「もう何を頼むか決まってらっしゃるんですか?」とたずねたら、
「ウォッカマティーニとビターレモン(ドリンクね)だけど何か?あなたに関係あるの?」
と超ふてぶてしい態度(Jによると)で返事してきたんだって。
そしたらAさん、バーテンダーに向かって、
「このレディの注文も全部僕のこのカードにつけてください。失礼なことしたお詫びに。」
と。

さて、あなたなら

1:「ふざけるんじゃねぇ。金で解決しようってのか。」とさらに怒る。

2:怒っていたことすら忘れ「そんなの悪いわぁ。」と言いながらおごってもらう。


さぁ、どちらでせう?

「早くどいてくださいます?」なんて他人に言うふてぶてしい女の気持ちなんてわかんないわよね、皆さんは。
1に近い気持ちなんだけどまごまごしちゃう、って感じじゃないかしら?
ふふふ。
でも仮にそういう態度をとってしまった後、Aさんみたいなイタリア紳士がおごってくれると言ってきたら…


「是非おごってもらってちょうだいね♡」があたしのサジェスチョン。
もしくは「おごらせてあげましょう。」か。
そのフランス女が、もちろん、そうしたように。
所詮列の前に割り込まれただけの他愛もない話、怒りを持続させることない、ましてや本気で謝罪を乞う場面なんかじゃさらさらない。
しかもハンサムなイタリアンがおごってくれると言っている。
あなたは多分「あぁ、文句言わなきゃよかった。こんな男におごられるなんて負けだわ。or悪いわ。」的な心理状況に陥ると思うんだけど、それはノンノン。
これ以上無駄な怒りを他愛もない場面で持続させる必要はない・・・と割り切れますか?

世界平和のため可愛く手のひら返す術ってのも身につけてみてはどうかしら?♡
と、書きながら自分に言うてるんよ、あたし。

2010年11月22日月曜日

アントワープ

お話し前後いたしますが、アムステルダムに行く前にベルギーのアントワープに行きました。
ロンドンからユーロスターでブリュッセルまで2時間きっかり。そこからローカル線に乗り換えて30分でアントワープに着きます。
ユーロスターのチケットでベルギー内への電車が12時間以内(24時間?)だとタダになるとHPに書いてあったけど極最近ルールが変わったらしく、ブリュッセルーMidi駅でチケットを買わなければいけません。わたしはタダで乗ってしまい車掌さんに「今回ばかりは許してやる」と言われました。買ってもそんなに高くないと思う。


 街の中心Grote Markt


みなさん、アントワープで思い出すものは何?
ファッショナブルなわたしが最初に思いついたのはドリス・ヴァン・ノッテン・・ではなく
やっぱ「フランダースの犬」っしょ。
ネロっ!パトラッシュっ!アロアっ!お爺さんっ!いちご飴!(適当に叫んでみる)
「僕もう疲れちゃったよ、パトラッシュ。すごく眠いんだ・・・」
・・・ってあんた、あたしも疲れてんのよ、しかもいつも超ねみー。
でも絵見たぐらいじゃ死なないわよ。(爆)
あのネロとパトラッシュがルーベンスの絵「キリストの昇架」の前で息を引き取った教会はアントワープ大聖堂。
わたし実はアントワープ大聖堂の入り口には行ったんだけど、中があまりにも寒かったのと(あれじゃネロ死ぬわ)入場料の6ユーロだかをケチって行かなかったのよ。
フランダースの犬ではお金を払った人にのみ垂れ幕が開けられて有り難いルーベンスの絵を見ることができる、っていうんじゃなかった? でも最後吹雪で垂れ幕がひらりっと落ちるのよねぇ。
入場料なきゃあの絵が拝めないなんて、まるで昔と変わらず。(垂れ幕はないけど)

ただで入れる(爆)聖ヤコブ教会
外は12℃ぐらいなのに中は5℃ぐらいしかない

ルーベンスハウスに行ってみた。ネロをそんなに魅了してやまない男の暮らしが見たかったのよ。
で、デカい。( ̄▽ ̄;)
生きてるときから大金持ちだったのね、ルーベンス。
朝一番で誰もいなかったのでまるであたしの家のような気分がしてきました。
でも庭があんまり手入れされてなかったのが残念。
そのあと行ったルーベンスを援助していた当時の市長ロコックスの家Rockox Houseでも庭が荒れていた。 豪邸なのにもったいない。
折しも第一次世界大戦の休戦記念日に行っちゃったもんだからこの二つしか行けなかったのは残念だけど、次回は一番大きな美術館Koninklijk Museumにも是非行ってみたいわ。

 ルーベンスハウスにあった胸像


ルーベンスハウス中庭


Rockox Houseの一つの居間




とにかく、このアントワープの街の雰囲気は良かったっ!
思っていたよりも大きい街で駅の隣には結構大きいチャイナタウンまでありました。ゲイバーも用途違いで(爆)6件ぐらいあるんよ。わお。
ベルギーは人の感じもよくて「戦ってない」感じなところが好きだわ。
何聞いても「適当な親切さ」で教えてくれるのよね。
それに未だトラムが市民の交通手段の街っていいわぁ♡
ちんちん電車の「ちんっ、ちんっ」って音、すごくノスタルジックな気分にさせると思わない?

ちなみにWikiに書いてあったけど、あのフランダースの犬ってベルギーでは無名らしい。
以下Wikiからの抜粋:
『フランダースの犬』はベルギーでも出版されているがあまり有名ではなく、日本での評価とは対照的に地元での評価はさほど高くはない。2007年には、ベルギー人監督により、なぜベルギーでは無名の物語が日本で非常に有名になったかを検証するドキュメンタリー映画(A Dog of Flanders -made in Japan- A Documentary by Didier Volckaert & An van. Dienderen)が制作され、不人気である理由について「(ヨーロッパの価値観では)物語は「負け犬の死」としか映らない」という説を監督が述べている。・・・・。

らしいわ。
若いのに死の道をそんなに易々受け入れたらあかん、ということなのよっ。
おあとがよろしいようで・・・。

2010年11月21日日曜日

アムステルダム

前回のブログでアムステルダムで窃盗未遂に遭ったことを書いたので彼の地は犯罪都市みたいなこと思わせちゃったかもだけど、はい、そう思ってもらって結構です。(爆)
でもアムスだけじゃなく、NYもロンドンもパリもはたまた東京ですらも犯罪が多い都市なはず。それは天にこの身をゆだねる運の問題なのであった。
なのでアムステルダムに是非お出かけください♡



この街の美術館の充実度を外して世界の美術は語れまへんっ(語る術は知らんけど)。
Rijksmuseum(アムステルダム国立美術館), Van Gogh Museum, FOAM, 仮展示のStedelijk Museum, Anne Frank Houseなど世界に名だたる美術館、博物館の宝庫なのです。
中でもRijks Museumのレンブラントの「夜警」、フェルメールの「ミルクを注ぐ女」、残念ながら修復中で見れなかった同じくフェルメールの「手紙を読む女」、それにゴッホ美術館は最大のアトラクション。
日本語のオーディオガイドも充実しているので、是非。
ゴッホ美術館のオーディオガイドは彼の生い立ちまで詳しく語られており、かなーり泣かせるわよ。
ちなみにお天気もどんよりだったし、これでアンネの家に行ったら気分がダウーンとしちゃったら嫌だと思い、今回は行きませんでした。



ちなみにもちろん街並も綺麗。
運河やら橋が織りなす景色には癒されるものがあります。
(それに見とれてて窃盗されそうになったんだけどね)
ただ、この街の交通手段の主人公、自転車にはちょっと困惑。
自転車同士でぶつかりあって耳障りなオランダ語(☜御免)で罵り合ってる人達多数。
街並がちょっとスウェーデンのマルメに似てて、マルメもかなり自転車が多かったのでちょっと重なるものがありました(嫌な印象が)。

Stedelijk Museumのとある巨大なお部屋
なんだか壁の中央部に黒い線が引かれている

近づくと人の名前と日付が書いてある
不思議そうに見てると係員がペンを持ってやってきて
「あなたの身長のところに名前を書いてもいいですか?」
と。
あたしもアートに貢献しました♡


これも作品(?)
年代をかわりばんこに読み上げてるだけ
ナインティーンサーティーシックス
ナインティーンサーティーセブン
ってな具合で
読み手募集中(爆)

2010年11月20日土曜日

アムスで窃盗未遂に

アントワープとアムステルダムの一人旅に意気揚々と出掛けたんだけど、アムステルダムで窃盗未遂に遭遇してしまい、そのショックが大きかったので注意喚起の意味も込めてそれについてまず書くわ。

時間は午後7時ごろ。
一人でホテルの近くの運河沿いの道を歩いていると、二人の男が満面の笑顔で
「タバコください」と寄って来た。
あたしゃそれに止らず
「持ってません」と通り過ぎようとしたら、いきなりコートの襟首を掴まれて
「タバコ持ってないなら金だせっ」と今までの笑顔とはうって変わってすごい形相ですごんできたの。
そいで、あたしをぐいぐい暗い方に引っ張っていこうとするわけ。
すべてそれ黒人の男一人でやっててもう一人の白人の方はラリってる感じだった。
そいつはあんまり強く引っ張るし、あたしは抵抗するしでアントワープで買ったばかりのコートのボタンが飛び散るのが目の端に見えたわ。
ちなみに何かあると反射的に超黄色い声で


ぎゃぁぁぁぁっ!
って言うのがあたしの小さい頃からのくせ(それに親はうんざりしてたのよね)。
で、その時も3秒ぐらいの間に「どうせ盗られるなら、どうせ殺されるなら、叫べるだけ叫ぼう」と脳の海馬の端っこの方で醒めて考えてる自分がいたのよ。
あぁ、親にこれが役に立つ時もあること見せたかった・・・。
「ぐぎゃぁぁぁ!!ポリーーースっ!!!へーーールプっ!サムバディ、ヘールプ!!!」
と糸の切れたタコみたいにそいつの顔向かってフル腹式呼吸で叫んだらその掴んでる奴が一瞬びびったのが見えたの。
その瞬間バッと逃げようとしたら、そいつあたしをすごい勢いで地面に倒して蹴ったのよ。
で、すべて盗られるっ!と全身萎縮して構えてたらなんと逃げてったわ。
え?盗らないの?と思いながらわたしも反対方向に全速力で爆走(あら遅いのよ)。
運河の対岸にいる人が「What happened???」って叫んでくれたのも良かった。

ホテルにぼろぼろの格好で戻ってフロントの女性に
「すぐそこで盗難されそうになりました。」
と、ことのすべてを話すとすごく親身になって聞いてくださった。
なんでも彼女自身先週パリで運転中にいきなり助手席のフロントガラスを割られバッグを盗られ免許もパスポートも全部失ったらしい。
「アムステルダムもタリス(高速列車)ができてからさらに危険になったのよ。でもおだやかな日本人は特に狙われるから気をつけてね。日本人の男性の一人歩きが一番狙われ易いのよ。」って。
(アジアには国が沢山あるのに『日本』を連呼してくださってありがとう)

でイギリスに帰ってその話をロンドン在住の皆さんにすると、この一ヶ月で襲われてる人達の多いことっ!ゴロゴロでるわでるわ。
ロンドンも表面では大人しそうに見えるけど、どうしてどうして立派な犯罪都市なのであった。
詳細は省くが、ある日系の会社ではスーツを着てる日本人サラリーマンが通勤途中であまりにも狙われるので全日私服にしたのだということ・・・。
人の歩いてないところは歩かないようにするとか、ガラガラのダブルデッカーの二階にも絶対に乗らないようにするべき。
こういうことが起こるのは不運だったとしか言い様がないけど、できるだけ自分の力で守れるものは守りたいもの。
人にものを暴力で奪い取られることって、盗られることよりも精神的にすごいショックだから。



帰ってきたボタンっ!


後日談:
去年のあたしの誕生日にバルセロナで財布をジプシーにすられたとき(☜クリック)も「ぎゃーっ!返せこのやろーっ!」って叫んでたら財布返して来た話は有名(?)ですが、今回もその事件の次の日ちぎれて飛んでった二つのボタンのことが心残りで、雨が降ってたにも関わらず現場に戻って探してみたの。
あちこち探すこと20分、あきらめかけて惨めな気分で帰ろうとしてた時に石畳の石の間になんとボタンが二つ綺麗に並んで落ちてたの見た時には思わず涙出たわ。
あぁ、神様ぁぁっ!
あたしって本当に守られてるんだわ、田無神社にっ!(爆)
あぁ、また厄よけ行こうっと。

2010年11月6日土曜日

リアル秋

 秋に一緒に歩く恋人がいていいなぁ・・・
あ゛っ・・・

New Yorkの秋は歌に歌われているだけあって(☜クリック)なんとも言えない芳香のある美しい季節だった。極寒の冬の到来前に街全体が黄金色に輝いて最後の美しさを搾り出して見せてくれているようだった。

東京の秋も茶色の枯れ葉の間から眩しいネオンやら雑踏やらが垣間見れて、珍妙だけど面白いコントラスト。「最近冷えてきましたねぇ。」などと寒さを話題にしているもののその会話の中に暖かみすら感じさせた。あちこちからお鍋する匂いとかも漂って来たりして、何ともハートウォーミング。

あたしの出身地南仏Cote d'Azurの(日本語で志摩って書くのかしら) 秋なんてあーた、カキやらサンマやらサツマイモを「おばやん、そんなんばっか持って来んどってよっ!」ってぐらい近所のおばやんらから頂いてて、喰うのに忙しく枯れ葉なんて見たことなかったわ(爆)。懐かしい。
今ふと思ったんだけど志摩の人間ってカキやらサンマやらサツマイモをお店で買うってことあるのかしら・・・。

さて、我がロンドンの秋はというと・・・。

ずんどこに淋しいドS。(犯人しゃーん、出てらっしゃい)

木々やらも黄金色の葉を落として美しくはあるのだが、そこはかとない物悲しさが街中に漂ってる。
たまにそれ通り越して怖い感じすらするんですけどぉぉ。
人々もいつもより余計に(☜染之助染太郎)よそよそしくなる感じなんっすけどぉぉ。
この前ハイゲートという丘の上のハイソなヴィレッジまでフェイシャルに行ったんだけど、その帰り坂の上から渦巻く雲とその下に広がる暗黒のロンドンの街を見て思わずひるんでしまい、
「ママーン(涙)」とフホンセで叫んだとよ(イオンマッサージ後のツルツルの顔で)
ゴシックよ、ゴシック。
シャーロック・ホームズも切り裂きジャックも活躍しちゃうはずやわ、こりゃ。

10年前まで皆さんこんな淋しい秋の街で出汁のきいてないスープとパサパサのフィッシュンチップス食べて頑張ってはったんやね・・・(涙)。
食い物美味しくなってきて、本当によかった・・・。
空前のポンド安。
みなさん、暗いロンドンにおこしやすぅ。ひーひーひーっ(☜おさーん)

Notting Hill Gateにて
誰があんたたちをこんなあられもない姿に・・・(美味そ♡)

2010年11月4日木曜日

家宝

皆様ぁ、ブログ御股。え?待ってない?
やっとネタっぽいのが見つかったのでここに記す。
 
ファビュラス・テオが2週間の東京出張から帰って来て、おみやげをくれた。
あたし、今までいろんな素敵なものをヒト様からいただきましたが今回のものほど感動したのはなかったわ。

あたしが2ヶ月ぐらい前テオに「マツコ・デラックスっていうドラッグクイーンに似てるって言われるんだけど。 」と、自分の中では「えーっ!そんなこと絶対ないぃ」なんてセリフを期待しながらネットでマツコの写真を見せてあげたら・・・
「似てるぅ!似てるかもぉ!」って言われましてん。
かなり複雑な気分ではあったけど、その時「でも、あたし彼女の大ファンやの。あんなに正直に思うたけをメディアで言えるひと、日本にいないよ。(デ○夫人とかいるけどなんか偏ってるし)」って言ったらそのことをずっと覚えていたらしく(まぁマツコさんの風貌を忘れる人いないと思うけど)・・・。

ここから感動なんだけど・・・。

東京出張中にわざわざ六本木からリブロ西武池袋店(!せめて行っても銀座の福家だろ、ブクロまでは行かねーよな)のマツコさんのサイン会に行って、サインしてもらった本をあたしにくれた(滝涙)
誰に頼んで整理券を手に入れたのかも謎なんだけど・・・。だって「人気の為応募を閉め切らせてもらう」って・・・ネットに出てたよ。・・・どうやって?!?!?!
しかも日本語まったくわからへんのに(噴涙)。


 大判まで捺してある(泣)
家宝にいたします
m(_ _)m


「でね、マツコに『ロンドンから来ました。』って言ったら
『おーロンドンボーイ!チューチューっ!』ってやってくれたわ。
すごい良い人だと思った。あんたが好きなのわかるぅ。
でね、彼女のこと良〜く見たら別にあんたに似てなかった・・・Ω\ζ゜)ちーん」

ってダブルの涙。Ω\ζ゜)ちーん

で、この本なんだけどかなりオモロい。一晩で読んじゃった。
書いてある芸能人のこと気持ちいいほど的を得てて面白いんだわぁ。
読んでて思ったんだけど、マツコさんって普通の常識のある日本人女性(大きく括っちゃって悪いけど)の代弁してあげてるだけなんじゃないの?
こういうこと誰も言えないからきっと読み手は自分とシンクロさせてるんだね。
だって良識のある女性なら「ミポリン(orエビちゃんor黒木瞳)、素敵ぃぃぃ」ってならへんでしょ。
あとは読んでのお楽しみ。ふふふ。
なーんて人に読みたくさせて〆てみ〼。
「世迷いごと」是非。