2011年8月23日火曜日

真面目な旅ブログ:The Lake District (4)

 ヒル・トップ

いよいよオーラスw
ロンドンに帰るという湖水地方での最後の日にベアトリクス・ポターの家、ヒル・トップ(Hill Top)に行く事にしました。やっぱり「日本人として」は行っておかないと・・ね。
ホテルから結構狭い山道を昇っていくんだけど、馬鹿ナビったら近道のあぜ道みたいなところばっかりに連れていきやがって(おさーんの設定が悪いんだと思うけど)、到着するまで本当にヒヤヒヤしたわ。運転しながら「二度と来るかっ!」とすでに思ったかもw
で、到着したらその駐車場のスペースの数が少なく車が10時半なのにひしめき合ってたの。いきなり前の車がバックしてきて後ろに下がったら後部につけてた日本人のBMWにぶつかりそうになって、そのBMWに「ブッブーっ!」ってクラクション鳴らされて既にスーパー帰りたいモード。
で、ポターの家に行ったら・・・なんと、

閉まっとるやんこっ!!! ウリャー!! (ノ-o-)ノ ┫:・'.::

ガチで閉まってる・・・。


金曜日は家閉まってるのよ、皆さんっ!(役立つブログ)
お庭とShopは開いているので見ましたけど・・・。
日本人多かった・・・。軽井沢にでも来たのかと。
そりゃ大変美しいところだったけど・・・あんまり良い思い出ないわ、ピーターラビット。
15分ぐらいいてとっとと帰りました。

旅に出たらいつも考えること。「あたしはここに住めるか。」ってこと。
湖水地方の町の部分(ケズィックとか)だったら住んでもいいかなー、などと一瞬思ったけどやっぱり無理かもw
風光明媚ってだけでは住めないわぁ・・の伊勢志摩出身。
ちなみにあたしの廻りの都会に住んでる人達の中で「将来は是非田舎に住みたい。」なんておっしゃる方いるけど、田舎でどんな生活を営むつもりなのかマジ教えて欲しい(馬鹿にしてるんじゃなくて、本気)。
都会的セレブな生活も鼻につくけど、田舎的ローハスな生活は絶対できない(爆)。
ちなみにうちの母、70歳で志摩の田舎から山口県山口市に引越し(これもかなりの田舎だけど、病院やスーパー、新幹線など徒歩圏になんでも揃ってる)「年取ったらやっぱり都会(爆)」を豪語してるんだけど、さてあたしはどうかしら。

またニューヨークのことを考えてしまいました(涙)。
やっぱりあたしゃ最後はニューヨークがええかな。
老人一人でもみすぼらしくならず住める街(哀)。多分パリも・・・。

みなさま、湖水地方是非お出掛け下さい♡

2011年8月22日月曜日

真面目な旅ブログ:The Lake District (3)

プーリーブリッジの桟橋


まだまだ続く、湖水地方!
可愛く超賢い番犬ヘイミッシュ君に見守られながらこれでもかっ!というぐらいの量の朝食をいただいた後、わたしたちはオーナーのマークさんの薦めで予定外のUllswater(アルスウォーター)に行く事にした。
予定外っていっても別にこれと言った予定はなかったんだけど。
まずはその前に前日パンクして換えたスペアタイアをホンモノのタイヤに買い替えるためペンリスまでドライブ。タイヤの交換なんてプロがやると10分もかからないということを初めて知ったわたし。イケメンのおにいちゃんがぱっぱっ!と換えてくれた。
70ポンドだった・・・。安くない?

イケメソ


さて、気を取り直し新しくなったタイヤでUllswaterのPooley Bridge(プーリーブリッジ)まで20分ぐらいドライブ。(☞地図)そこから蒸気船に乗って湖を縦断することに。それがほぼその日のアクティビティとなってしまったけど、これが今回の旅のメインイベントだったかもかもしれないわ。本当に筆舌しがたい美しさあるわよ、湖水地方。
「この金の斧とフツーの斧、君のはどちら?」なんて神が水面にいきなり現れて聞いてきそうな神秘的な雰囲気のアルスウォーターでした。(答:「あら、他にプラチナの斧落ちてなかった?」)



おばあちゃんと楽しそう♡

ワンコもぼうずも楽しそう

Pooley Bridgeからアルスウォーターの南端にあるGlenridding(グレンリディング)まで片道約1時間の船旅(もちろん帰りも1時間船に揺られて帰ってきました)。
Glenriddingはこれといったものは何もなく、そこにあるイギリスの田舎のどこにでもあるようなちょっと落ちぶれた感じのカフェでフツーのソーセージサンドウィッチをいただく。
Glenriddingはアルスウォーターをトレッキングする人達の中継地らしいわ。
以下3枚グレンリディングにて。




どこに行ってもiPhoneいじってる奴おるよねーっ

北部湖水地方にさよならしてハイウェイを南下。
ウィンダミアの南端にある、Swan Hotel and Spaが今日のお宿。
なんかちょっとセレブっぽい雰囲気でありんす(けっ)。農場B&Bのヘイミッシュが懐かしい(涙)。
明日はいよいよお待ちかね、あべ静江、じゃなくてピーター・ラビット♡

スワンホテルの朝食食べるレストラン

2011年8月21日日曜日

真面目な旅ブログ:The Lake District (2)

ワーズワースのダヴコテージ・・・この直後コケる

さてB&Bでたらふく朝食を喰らった後、湖水地方が世界に誇る叙情詩人、ウィリアム・ワーズワースが妹のドロシーと約8年間住んだ家「The Dove Cottage」に行く事にした(ワーズワース博物館に併設)。来館者全員が英語のガイドツアー(約15分)に参加します。それが非常によかった♡彼はこの簡素な暮らしの中で高尚な詩の創作に没頭できたらしい。
でもその簡素っつーのがクセモンで、なんと5日に一回の入浴、1週間に一度の衣服の洗濯、シーツにいたっては5週間に一度だったっていうから・・・おえーっ!
妹のドロシーは木の枝を歯ブラシ代わりに使っていたので40代で歯が1本だけだったって・・・。言いたかないけどやっぱりちょっと不潔。
湖が目の前にあるのに、どうしてっ?!
体臭もあるだろに、お風呂入らへんことって信じられへんでしょーっ!アソコとアソコはどーなってんのよぉぉぉぉ(真面目な旅ブログ)。
「なんで英国人(欧州人)はあんまりお風呂に入らへんのか」っていうの論文にしたいぐらいよ。
ローマ帝国時代にはたくさんの入浴場が作られたはずなのに、なすてその文化は風化してしまっただ?
臭い中あのロマンチックな詩をしたためていたワーズワースを想像してしまって複雑な気分に・・・。まぁどーせショパンもブラームスもみんな臭かっただろうけどよぉ。

気を取り直して、洋服も着替えたあたしは(理由は後述)グラスミアに来たら絶対にここのジンジャーブレッドを食べるべきと、どのガイドブックにもうざいぐらい書いてあるので、わざわざ並んで買ってみた。並ばせるからには美味いんだろうなぁ。
感想は・・・すごい美味しい♡でも10分なら並んでいいけどそれ以上はビミョウなお味。ちなみにここでしか買えません。

一瞬ヴィクトリア時代に来ちゃったのかと・・



そのダヴ・コテージを後にしたあたしたちはひとまずグラスミアの村にさよならして湖水地方で一番大きな町Keswick(ケズィック)へ。グラスミアから約20分ぐらいで着きます。そうなの、村と村の間がそんなに離れてないのよっ。途中サールミア(Thirlmere)に寄り道して誰もいないところで写真を撮りました。

神様は・・・おるな


Keswickは湖水地方で一番大きい町だということでかなり盛っていました(ってもたかが知れているけどw)
湖水地方に来てまず驚くのは村々に「アウトドア系」の店が非常に多いということ。
普通のブティックはほぼ皆無で、エディ・バウアーやパタゴニア(いやぁぁぁん)っぽい店しかないのよ。
実はダヴ・コテージの裏庭のぬかるみで滑って尻からセーターまでどろんこになってしまったあたし。カメラを守ろうとして(☜戦場カメラマンの神髄)派手にケツからスライディングしてしまったのだ。洋服を買いたいんだけどケズィックに‘あたしのお気に召すような’洋品店なんて一軒もなくまじでびっくり+落ち込んだわ。
アウトドアショップが多い理由、それはこの湖水地方、イギリスでトレッキングのメッカなのよっ!そうなの、これこそが湖水地方最大のアトラクション。ピーターラビットでは決してないのだ。 ビックリするぐらい大勢の人達が巡礼者のように黙々と歩いていらっしゃる。15キロほど歩けば次の村や町にたどり着けるので、真剣に歩く人たちには丁度いい距離らしいの。

Keswickの美しいCrow Parkのダーウェントウォーター(Derwent Water)沿いをちょっと散策。町の中にある湖なのでお年寄りが多かったわ。(以下二枚)





ケズィックを後にしてDerwent Waterを右に見ながら南下。
グレンジ・イン・ボロデール(Grange-in-Borrowdale)にあるGrange Bridge Tearoomにお茶しに行った。(☞地図
「ここで美しい橋と川のせせらぎを見ながらスコーンをいただくことはMUST!」とかガイドに書いてあるからミーハー気分で行ったんだけど、書いてあるだけのことはあるっ。スコーンがスゴく美味い(ってそこ?)。スコーン、美味過ぎて写真撮るの忘れた。
グレンジ・イン・ボロデールの橋

橋からカフェを眺める

がっ!
ボロデールを離れ、ケズィックに戻る途中で思いがけぬハプニング!
タイヤをパンクさせてしまったのよっ!路肩にバンっ!とぶつかったかと思ったら、シューっ!なんてまるでドラマみたいな音が聞こえて・・・もう頭まっしろ。
急いで車を停められるところ見つけて(とにかくイギリスの田舎道は停められるスペースが無いの)おさーんと二人で大パニックになりながらスペアタイアに換えました。
二人で男になっちゃったぜ。(マジパニックで写真も撮る余裕なし)
つか、やってみたら超簡単。またやりたいかも(爆)。Ω\ζ゜)ちーん
このB5289号線狭いわりにはびゅんびゅん対向車が飛ばしてくるの。大きい車がいきなり飛ばしてきたから横にばっ!と避けた瞬間、がっ!ってやっちゃったのよ。
くそ。
みなさんお気をつけあそばせ。タイヤの交換の練習もしておくべきよ、是非(☜役立つブログ)。

泥で転ぶわ、パンクはさせるわ、しかも沢山ドライブもしたわでかなり疲れちゃった。
一路A66号線をペンリス(Penrith)方面へ。
二日目の今夜は農場のB&B、Lane Head Farmさんにお世話になります。
赤ちゃんが生まれたばっかりのフレンドリーな若いご夫婦経営。それで放牧された羊達や、カメラを向けるとポーズをとるとてつもなく賢いワンコのヘイミッシュ君に会えた事は素晴らしい思い出(涙)。


ヘイミッシュ、可愛い♡

2011年8月20日土曜日

真面目な旅ブログ:The Lake District (1)

グラスミアの橋


みなさん、イギリス湖水地方と聞いたら何を最初に思い浮かべますかしら?
ベアトリクス・ポター女史作、可愛らしい「ピーターラビット」じゃない?
でもそれ日本人だけらしいわよ。
三重県って聞いた人が「あべ静江の!」って言っちゃうようなもんらしい(多分な)w。
B&Bのオーナーから「なんで日本人はピーターラビットのHill Topのある南湖水地方にしか行かないの?」って逆に質問されちゃった。知らんがな。
そう、イギリス湖水地方はピーターラビットだけじゃ語り尽くせないもっと奥深い存在なのでありんす。

まず、湖水地方がイギリスのどの位置にあるのか知らない人が結構多いんじゃないかしら?
かく言うあたしも全然知らんかった。
ここよ☞湖水地方の場所
ヴァージントレインが停車するPenrithやKendalは湖水地方に隣接しているので「湖水地方のペンリス(やケンダル)」って言われちゃうらしいけど、厳密には湖水地方、英語呼称である「The Lakes」には入っていない・・・そこんとこ地元の人にしたらすごい重要らしいの。国立公園に指定されているところのみ「湖水地方」と言われるらしいのよ。

というわけで、ロンドンEuston駅からヴァージントレインで2時間10分、PrestonでWindermere線に乗り換えそこから約50分で湖水地方の玄関口と言われるWindermere(ウィンダミア)に到着。
ハッキリ言ってウィンダミアだけに行くならすっげー便利だ。他の方のブログ読むとなんだかすごく難解そうに書いてあるから、どんな難所に行くんかと思ってたら超肩すかし。麻布十番から東村山行く方がよっぽど難しーで。
そこでレンタカーを借りて一夜目のB&Bのある詩人ワーズワースで有名なグラスミア(Grasmere)に約30分北上。光り輝く美しいウィンダミアを左に見ながらあっという間に着いちゃった。
ちなみにこの「ミア(mere)」は「湖」って意味。Lake districtと言いながら「Lake」と名の付く所は一つだけ(Bassenthwaite Lake)。あとはほにゃららmereかほにゃららwaterって名前なのよ。さらにちなみにlakeは流れ込む川と出て行く川が一本づつのみ・・・ということだけどBassenthwaite Lakeの地図見るかぎり3本川あるじゃん(汗)。

さて最初のB&B、Moss Grove Organicだけど、 グラスミアの村のど真ん中にあり、村を散策するのに大変便利です。宿のおじさんもナイス(ナイスじゃない宿のおじさんに会った事ないけど)、オーガニックというだけあって朝食もすべてオーガニックもので大変美味しく(ビュフェスタイル)、バスルームの床が暖かいオンドル(?)だったのもかなり佳し。ベッドも広めだったのでおさーんが隣に寝ても大丈夫(ちなみに床から高く落ちると死ぬとは思ったw)、で超おすすめ。
ただ難を言えば、お部屋どうしの壁が少し薄い。
隣のお部屋のカップルの
「Oh~~~yeah~~~Ah~~~~C'mon, baby~~!!Oooooh!!!」つーのがちょっとだけうるさかったので大汗。イギリス人ってけっこう激しいのねぇ・・・(大人の旅ブログ)
これもおすすめポイントだったりして・・・(真面目な旅ブログ)

神社みたいなベッドだった(爆)


電車と運転で疲れちゃったので、一日目は村をざっと散策しただけでした。
哀愁漂ってるよね、kind of。。。

「何見てんねん」

2011年8月15日月曜日

ハイドパークにいらっしゃい♡


まぁちゃんってあんまりイギリスやロンドンのこと書かないのね、と指摘をくださった練馬区在住のCちゃんにお答えして、今日はロンドンネタむりやり。

雨が多く気候が良くないと思われがちなロンドン。
ロンドンのどこが好きかと聞かれたらあたしゃまず「気候」と答えるだろう。
年とってめっきり猛暑に身体が対応できなくなってしまったのでこの夏があるんだかないんだかわからないロンドンの気候はピッタリ。冷房を使わないですむのは本当にありがたい。
しかも冬は温暖で0℃以下になることは極めてまれ。冬の暗さと突然来る雨さえ我慢できればきっとロンドンの気候は皆様にも受け入れられる事確実♡

今日は日曜日。曇っていたにもかかわらずハイドパークにいそいそ行ってきました。
暴動なんかがあったので圧倒的な緑に囲まれて平和な雰囲気に浸りたかったっていうのあるわ。
いつもは一人でちゃっ♪ちゃっ♪とウォーキングしているのだけど、今日はおさーん付きの年寄りモード(爆)。写真を撮りながらゆっくり一周してみました。
大都会の真ん中にある公園数々あれど、ニューヨークのセントラルパークにならぶ巨大公園。 まるで田舎に来てしまったかと見まごうぐらい緑が多くだだっ広い。
このような公園を作る感覚が日本にもあればなー、とつくづく思う。
が、公園での過ごし方から教えないといけないっぽいかも。












プライヴァシーが保てるのって素晴らしい




嵐ヶ丘みたい




2011年8月11日木曜日

恐ろしいこと

近所のウェストフィールド(デッカいモール)でも厳重な警備が

ロンドンで若者、しかもティーンを中心にしたグループによって暴動が起った。
由々しいことである。英国内に飛び火して同日に同じような暴動が各所で起ったのだから、本当におそろしい。死者まで出た。
一日中BBCをかじりつくように見てしまった。
まったく怖い世の中になったもんだわ。
25年前に「平和な世の中に生まれたことに感謝しましょう」とハゲの中学の教頭が言ってたのを錆を舐めるような気持で思い出すわ。

が、あたしが焼き討ちよりもハゲよりも怖いと思ったことはやはりこれ:
「報道のとらえ方」だ。

最初はある一人の若者が警察によって誤って殺されたのが原因に端を発している、ということになっているのだが、もちろんそれが原因ではあるだろうけど、これら一連の暴動すべてが果たしてほんとにそうなの?ってこと。
ほんとはまったく別のところに原因があるのかもしれない。
そういう風にしておけば全てツジツマが合い「誰かにとっては都合がいい」という「あちらさま」の判断でそうなってるかもしれない。
わからない。
震災以来報道ってもんをどういうふうにとらえていいのか、本当に判らない。
また真実を探す迷宮に陥ってしまいそう。錆び付いた味であろうがヘドロのような味であろうが、やはり真実の味を舐めてみたいというのが正直なところだ。

最近日本のニュース(芸能ニュースだけど)を見てても腑に落ちないことが多い。

かつては有名だった野球の投手が自殺した時に亡くなった彼の為に美談も生きている時の素行も彼の知らぬ所で(知るわけないわよね、死んでんだから)飛び交ったのにはびっくりした。(この時心の底で「死人に口無し」ということわざの本当の意味を知ったような気がした)
その前は「◯◯TVは韓流ばかりで」とか何とか言った俳優さんを彼が言ってはいないことまでコメンテーター達ででっちあげ、あげくの果てに彼の奥さんの女優の気持ちまでまことしやかに代弁していた。
そのこと自体も恐ろしいのだけど、TVのこちら側でその報道を疑いもせず「そうか」なんてうなづいてる人達を想像するともっとおそろしい。

これに比べたらロンドンの友人のアパートに沢山住みついている幽霊なんて可愛いもんだわ。怖いのは現世に生きてる人間、愚行すらも「正しい」と信じて疑わない人達なんだよっ!
つれづれなるままに。暴動の早い終息を祈りつつ。