2013年7月26日金曜日

それでも素敵なパリ


10年前はまだ優雅にお茶できたこのカフェだがここ数年観光客が長蛇の列を作ってる。そんなあたしもしっかり観光客なんだけど。

文章の中に「パリ」と入れるだけで、それがたとえ否定的な文面でもしゃらくさい感じを人に与えるのだということに気づいた。
「パリなんて犬のクソだらけ」
「あぁ、パリなんてまともな人間の住むところじゃないわ」
「昔は良かったのよぉ、パリは」
すべて真を突いている。
だがそこに微量に含まれている「しゃらくさい」エッセンスを嗅ぎ取ってしまうのは、あたしが田舎ものだからだろうか。
しかもそういうこと言われた後、屈託なく「そんなことないわよぉ。ロンドンだってニューヨークだってもう住むところじゃないわよぉ。」 とでも言ってみい。
パリジャン、パリジェンヌは「ニューヨークですって?アメリカでしょ?」と英語で言うところのMysterious grinを浮かべながら彼らお得意の口の横から「ふーっ」と息を抜く仕草をするに違いない。

ためしにパリをスウェーデン人がそのプライドを刺激されてやまない荘厳たる首都「ストックホルム」に置き換えてみる。
・・・全然しゃらくさくない。
素ぅで「あら、それは大変だわね」って思うだけww

やはりパリは魔都だわ。うん。
つれづれなるままに。

だがこのチェリーのクラフティの味は健在

パリのジャックに教えてもらったレストランだが、この時あたし以外ほぼ全員アメリカンw


2013年7月24日水曜日

灼熱のパリでいろいろ考えた・・・

が、書き始めるとウザいから今回は写真だけ。
いや、手抜きじゃないの(爆)、ほんと自分でもウザくなるぐらいいろいろ考えたわよw
それにしても暑かった・・・。
スウェーデンに帰って来て、ちょっとホッとしてます。

(写真クリックで大きくなります)

Paris Plage でセラヴィ

用が無くなった物と老人と若者
ジョセフィン・ベーカーが生きてた
Jeu de Paume にて 外はいきなり土砂降り
本に没頭してる時は無防備
洋服なんて着てられない・・・ラ・セーヌのオヤジ
Japonというタイトルが見える。もう要らないの?
カルティエ財団の美術館の裏庭
カルチェラタン 34度

2013年7月4日木曜日

やっぱりお出汁よ


アサリの冷製のパスタ・・・このお出汁が・・・もう絶句

普段あたしが
「スウェーデンがもうちょっと食べものが美味しかったら」なんておさーんに言うと

「そんなこと言うもんじゃない。スーパーで売ってるものは美味しいじゃないの。ウェイトローズ(イギリスのスーパー)とさして変わりないでしょ。コーヒーもいちごも美味しいでしょ(これホント)。ちょっと塩の聞いた味付けの文化なんだからしかたがない。」
なんて仙人みたいなこと言いやがる。

そんなおさーんは知らんが、あたしは個人的(ジェネライズしませんw)にイタリアに行く度に彼の地の食べ物に尋常じゃない、まるで芸術のような美味しさを見いだしてしまう。
しかもジョヴァンニが知ってるレストランや前に行った美味しいのが確認済みの所に行くので、「失敗」をあまりしません、個人的に(爆)。
(どの国にも、日本にだって、美味しくないレストランはあるだろう)。
今回もジョヴァンニの近所にある一杯飯屋的なトラットリアでいただいた「お通し」のラザニアの小さいやつが超美味しくて、うちのおさーんそれ喰った瞬間まじで泣いちゃったっていう。
そんな恥も外聞もなく泣いたおさーんを見てジョヴァンニが「これそんなに美味しい?まぁ確かに美味しいけど。これを食べてそんなに感動するなんて普段どんなもの食べてるのか心配になっちゃう。」と言う。
いつもの如くあたしが「スウェーデンって食いもんがさーっ」って言おうとしたら、それを遮るようにうちのおさーんが、振った後のペットボトルの蓋を開けたときに飛び出してきたコーラみたいに

「 あぁぁぁぁ、もうダメっ!食べ物はほんとダメっ!エクストリームリー◯ずいっ!◯ずいくせにエクストリームリー高いっ!あんなに塩入れるなんてもうアンビリーバボー!やつらはUMAMI(ウマ〜ミ〜)を知らない。ロンドンのほうがチョイスもたくさんあって良かった。ああああああああ!」

って言うたからビックリした。一瞬壊れたのかと思った。がはは。
普段は人前であたしを諌めてるくせに、なんだよw
でも、国によっての味覚の違いってやつは本当にくせ者よねー。
知り合いのロンドン人なんてイタリアに出張に来る度にマーマイト持参で、ほとんどレストランでは食事をしないの。しかもいつもフェースブックに「早くロンドンに帰りたい。イタリアの食べ物が耐えられない。」って書いてるぐらい。

日本人としてあの「お出汁」の概念があったことと、旨味っていうものがちょっとわかること(旨味があると塩分なんてたくさんなくていいから)に本当に感謝する今日この頃なんだけど・・・。
この写真のレストランの情報載せたいんはヤマイモなんだけど、ミラノの読者から「あそこはイマイチ」みたいなこと言われんのも癪だから、載せんどくっw


2013年7月3日水曜日

La Venaria Reale


専用チャペルのドーム

かつては北イタリアの名門貴族サヴォイア家の夏の狩猟場として計画され建てられたヴェナリア・レアーレ
皆さんが三度の飯より好きな「世界遺産」に指定されてるのよぉ♡わーおっ。
奥行き2キロもある庭園を有するこの豪華絢爛な建物はトリノに行かれたら是非行って欲しいわ。(トリノの中心からフェラーリで30分ぐらいかな)
日本ではまだあまり知られてないのか、ウェブ上での情報も限られてます。
大修復を終えて2007年から公開され始めたらしい(観光コースの修復が終ったのは2010年。ところどころまだ修復してます)。

土曜日なのに人がまばら La Galleria di Diana


それにしても広い・・・。広すぎる・・・。
ひょっとしたらヴェルサイユよりも広いんとちゃうか?にんにく注射が必要になるぐらい歩き疲れてしまった。
こんなドデカいところに住んだらお掃除大変、同居人がどこにいるかもわからず、おトイレもおもらし確実の遠さ、庭の手入れも大変、Wi-Fiも届かないじゃーん・・・とのことでこちらの物件は弊社ではお薦めいたしておりませんw
10人ぐらいの貴族に対して、30人のコック、150人ぐらいの家来がいたらしいけど、コック500人&家来2000人いても大丈夫!ぐらい広いのよ。イナバさんも100人以上乗れるやつ、そろそろ考えたほうがいい。

土曜日なのにまじで人がまばら 奥行き2キロです(汗)

それにしてもあたしサヴォイア家ってのがサヴォイ家と同じだということにこれまでアテンションしたことがなくて(ちょっと集中して考えたら判るだろうに)、ってことは何かい?麻布十番のピザ屋の「サヴォイ」はロンドンのサヴォイホテルからではなくこの「サヴォイア家」から取ったのか。なんと◯つかましい!と広大な庭を見ながら突然納得しまった次第です。(なぜ北イタリアのピエモンテの貴族の名前を南伊独特のかりかり生地のピザ屋の名前にしたか、ってのは未だ不明だけどw)

ちなみにカフェで売ってるアイスクリームのサンドイッチ、お薦めです。

名門貴族たちがそこかしこでエッチなことしたであろう

追記:このブログを読んだ姉が、
「あんた、サヴォイア家の末裔がめっちゃカッコ良くて、しかもフランスの女優と結婚してるの知らんのか?そんなことも知らんでこのお城行ったん。へ〜、無知って幸せやなぁ。」
と、いつもの如く鬼の首取ったみたいにメールしてきた。
くやしい。
詳細

しかもGoogleで検索したら、すごいイケメン♡

2013年7月2日火曜日

無理な職業

©masamitony

昔どこぞのモデルのインタビュー記事に
「これから一生懸命努力してパリコレで歩けるようなモデルになりたいです。」
って書いてあるの読んで、その時ふと思った。
モデルって努力したらなれる職業なのかしら、と。

今回ミラノでメンズのコレクションを見て、あたしは1000%モデルにはどんな努力してもこの容姿じゃダメだと思ったわ。十仁病院に2年入院しても無理よっ!
(ちなみにあたしが「ミラノファッションウィーク行くわ。あぁモデルって大変。」って冗談極まりない冗談言うたら「ええええ?ほんとにぃぃぃ?!」ってちょっとでも真剣に取ってくれた千葉在住のあなた、一生のお友達・・・涙)

みなさんあたしの四分の一ぐらいのサイズの頭(皆さん笑ってるけど、これ大袈裟じゃくてホント)。メイクしてるにしてもべろべろ舐めたくなるような肌の艶である。
でもこの人達、モデルしながらちゃんと他のお勉強してるのかしら、などと頼まれてへんのに余計な心配までしてしまった。
「あんたたち、賞味期限が終ってからの人生のあり方が大事なのよっ。」
と、モデル達を体育座りさせて説教ぶったれたかったが、
「まぁちゃんみたいに頭デカいくせに頭が悪い人に言われてもなんの説得力もないっすよ。」って言われそうだからやめといたわよっ。ク◯っ。

モデルと言えば・・・
昔ニューヨーク時代にP君っていう背は168センチぐらい中肉中背、お顔のほうもアヴェレージ(言葉MAX選び中)のどこからどう見ても典型的な日本人の男の子がいた。
長年会ってなかったその子とロックフェラーセンターの紀伊国屋でバッタリ会った時に
「やだーっPくん、最近何してるの?」って聞いたら、店内に聞こえるような結構デカめの声で、

「あ、俺最近モデルしてるんっすよぉ。」

とイケしゃーしゃーと言うのよぉ。
あたしが「ええええええええっ!!!」って言うその声よりもデカく、その周りにいた日本人客の皆さまがP君を舐めるように見ながら
「ええええええええええっ!!!!!!!」
 と同時に叫んだの、良い思い出w
がはははは。
聞いてみるとP君、あるブランド(つかメーカー)の日本用の「裁断モデル」ってやつだったのよ。
でもその大事な部分は周りのお客様には聞こえないように言ってたから、きっと皆様家に帰った後家族に
「今日さぁ、紀伊国屋で◯ン◯クリンのくせにモデルやってるとか言ってるヤツいたわーっ!」って言われた確率高いと思います。

©masamitony