2014年8月13日水曜日

Journey to Italy 2014 (3) Civita di Bagnoregio & Bomarzo

8月13日、水曜日

昨日の庭園巡りで汗びっちょびちょになったあたしたち。
今日はどこへ行くのか知らないが、タオルと虫除けスプレーとアンパンマンのムヒパッチなどカバンにつめて完全装備で出発。
その場所はCivita di Bagnoregio(チヴィタ・ディ・バニョレージョ)というらしい。
おさーんもあたしもまったく予備知識なくこの場所まで行ったのだった。
バニョレージョの街中にパーキングしてそこから10分ほど歩いたところに見晴し台のある公園があった。

そこで目に飛び込んだ景色を見て3人とも「うわぁぁぁお!!」と絶叫。
そこにいるきゃんきょーきゃくの皆さんも「うわぁぁぁお!」と言っている。
あぁこの景色、いつかテレビで観た事あるぅぅぅ!!
「天空の村」だわっ!
『みなさぁぁぁぁんっ!!あれが天空の村でーす。草野さーん!黒柳さーん!板◯さーん(あ、もういない)見えますかぁぁ?!』と吠えたくなる。


ほんとにWOWなのよ。下手な写真でお伝えしきれず残念ですが。



下調べまったくせずに人様の車に乗せられて行くと思いがけないグランデなWOW!が待ってるのだった。(その逆もありき)
暫しそこで感動に浸ってるとおさーんが横から「まさかあの橋みたいなの歩いて登るとか?」などと誰に言うとでもなく・・・。
一気にWOW!が「マンマミーアっ!もう帰りたいっ!あらかじめ言っといてよぉ!」に変わったのだった。
橋の手前まで行くと(そこに行くのも見晴し台から10分ぐらいかかるんだけど)「橋の通行料1ユーロ50。体力のない人にはお薦めしてません。バスを利用してください。」みたいなことが書いてある。が、その横を一人の老婆が矍鑠(かくしゃく)と通っていくではないの。(ちなみに30分に一本のバスもある。が、30分に一本のバスが30分に一本の頻度で来ない国ということを良く考えたりした。)
覚悟決めてひょうきん由美になることに(古くてわかり辛いのごめ)。
ハッキリ言って、登って行く時に強風が吹いていて見た目以上に怖かった。
Ω\ζ゜)ちーん
なので橋の途中で撮った写真一枚もなしっ。

大変な思いで到着してみたその村はそのかいあってこの世のものと思えないほど美しく

・・・と、書きたかったが意外と普通。
確かに美しくはあるのだけどどちらかと言うと観光客と土産物屋が多くて、今まで訪れた村みたいにくたびれた部分がなく、ある意味少しワザとらしい感があったの。
なんでも以前は「死の村」と呼ばれて放置されていたこの村の美しさに魅せられた富裕層が一斉に移り住んだのは良いけど、それが良かったんか悪かったんか今ではちょっと鼻につく「金持ち」の匂いがした。カプリにあるような感じである。
そこの塩梅が非常に難しいことを今回の旅で考えてしまったのだった。金が動いたから村が再生されてそれは大変良かったんだけど、それも行き過ぎると・・・ね。

そりゃフォトジェニックではあるのよ・・。

景色より食い気 Alma Civitaにて
だからそりゃフォトジェニックではあるのよ(爆)


個人的にはこれ、バニョレージョの見晴し台からWOW!と言ってるだけで良いわ、なんて言ったらミス◯リーハンター失格かしら。
・・・が、このちょっとビビる橋は是非体験してもらいたい。

さて、その後疲れを知らないジョは、このあたりで格別に見せたい庭園に連れて行きたいと言う。
ほんと、あたしたち全然下調べしてなかったの、すっごい良かった。
まさかそこがあの澁澤龍彦が「ヨーロッパの乳房」に書いていた「ボマルツォの怪物公園(Parco dei Mostri)」だとは行ってみるまで知らなかったから。
この公園の詳細はこちら☜どうぞ。

でも、あの澁澤の文ではたしかオカルトチックに書かれていたはずなのに行ってみたらそういう感じがあまりせず、野生の中に造られたどちらかと言うと可愛らしい公園だった。
オルシーニが美しく若い妻を亡くした悲しみによって造らせた、となっているけどそれも定かではないらしい。

巨大なヘラクレスとやられるカークス

有名な「地獄の口」ちょっとマツ◯・デラック◯に似てるような・・・ってことはあたしに似てる?
写真がヘタでわかりにくいが、傾く家 

ちなみにこの傾いた家に入った瞬間、平衡感覚が狂ってその場でリバースしそうになった。顔色が一瞬で真っ青になったので目の前のジョがびっくり。
これ気をつけてっw

ところで昨日から思ったんだけど、この辺り8月というハイシーズンなのに、あんまり(っていうか全然)人がいない。
そのおかげで暑さを除けば快適に余裕を持って見学できたわ。
人が少ない分蚊の餌食となり、あぁグラツィエ・ミッレ、ムヒパッチ♡

あぁ、今日も暑い中ぐっちょぐちょになるまで歩いた。
明日スウェーデンに帰るおさーん。ちょっとだけホッとした顔してたように思ったのはあたしだけだろうか(爆)。

最後はボマルツォの高台にあるオルシーニのパラッツォへ。後ろ姿が疲れてるww

4 件のコメント:

Ms.クルニ さんのコメント...

チビタ・バニョレージョを見て、とても懐かしくなりました。私が訪れたのは何年か前ですが、その頃はまだ「死の村」であったようでした。かすかな情報を頼りに、3万分の1縮尺のミシュランのロードマップだけで「この村では?」とあたりをつけて、どうにかたどり着いたのです(まだカーナビはポピュラーではなく…)。橋は有料ではありませんでしたし、バスが通るなどあり得ない!といった印象。村の空気も、とても寂しくさびれた感じでした。一人の老婆が、「庭を見て行って。きれいよ」とさかんに誘うのですが、その姿も何ともいえない雰囲気で…。庭を見るのはいいが、いくばくかのお金を置かなければならないんだろうな、それが彼女の生活費のたしなのだろうな、と思うと、単純に楽しめる気になれず、申し訳なく思いながらそのまま通り過ぎてしまいました。でも、この村に何かお金を落としていこうと思い、小さな店に入って、ブルスケッタとグラスワインをオーダーした記憶があります。その店の店員が若い男性だったのを珍しく感じて、「あなたはこの村に住んでいるの?」と聞いたら、まさか!といった表情で、離れたところから通ってきている、と言っていました。村には年老いたかたたちが数十人くらいしかいない、と聞いていたので、あぁ、やはりそうか、と。崩れ落ちそうな村の断崖やまるで別世界に吸い込まれていくような細い細い入口の道、人気のない静かすぎる街並み、それらは旅の中でひじょうに記憶に残る場所ですが、思い出すたびに、とても切ない気持ちがくっついてくるのです。まぁちゃんのブログのような村に変貌しているとは、何やら不思議な感じがします。
最後になりましたが、まあちゃんのブログが大好きで、いつも「すっげー楽しく」拝見しています。美しい写真、テンポある文章、つっこみや( )書きも秀逸で、全体的な毒の盛り方が素晴らしく(←褒めています)、とにかく、私が好きでたまらない感覚なのです。しばらく更新がないととても寂しく感じます。これからも楽しみにしていますので、どんどん撮り続けて書き続けてくださいね。ちなみに、私はブログのこともよくわからず、コメントなどもしたことがありません。なので、今、こういうものを書いているのは初体験で少々ドキドキしています。このコメントは、まあちゃんの目に届くのでしょうか?

まぁちゃん さんのコメント...

Ms.クルニ様>
御丁寧なコメントとともにいつも読んでくださって本当にどうもありがとうございます。
このコメントを読ませていただいて、あたしが逆にビックリしました。以前チヴィタはそうだとは聞いていたけどこうやって実際に貧しかったチヴィタに行かれた人の感想を読むとリアリティ違いますね。チヴィタは今では賢いお金持ち(想像)とちょっとお金持ってるアーティストと欧州中からの観光客の村になってます。村にしたら良い事ではあるかもしれないけどその「庭を見て行って」のおばあさんが今どうしてるかなぁ、みたいなことを考えてしまいました。この後の旅でも思い知ったんだけど村(一個の街)を再生するのってあたしみたいな脳の薄い頭で考えてるみたいに一筋縄ではいかないなぁ、って痛感しました。
って、あたしったらマジレスww
Ms.クルニさま、あたしのツイッターをフォローしてくださっているのでしょうか?
重ね重ね、お礼。らゔ♡

Ms.クルニ さんのコメント...

マジレス、ありがとうございますo(^-⌒)o。きちんと届くものなのですね。というか、SNSにまったくもって疎いので、レベルの低いやりとりですみません。自分でもブログをもっていないと、深い(?)やりとりは難しいようですね。
イタリアに限らず、フランスやNYの話題、もちろん、スウェーデンのことも!そして昔の麻布の話、芸術談義、ワイドショー的あれこれ…、などなども、全部、うなずきながら楽しく読んでいます。そして、写真がほんとに印象的。素敵です。これからも、毒も薬も笑いも涙もあるブログ、お待ちしています。

まぁちゃん さんのコメント...

Ms.クルニ様> このSNSの世の中「深いやりとり」なんぞありゃしませんww こんな駄ブログお褒め下さって恐縮です。また是非是非お立ち寄りくださいね。