2014年8月15日金曜日

Journey to Italy 2014 (5-1): Tarquinia

8月15日、金曜日




前編:Tarquinia

昨日まではなんとなくのスケジューリングはしていたジョであったけど、おさーんがスウェに帰った今日からはなんと、次の日の晩に泊まるホテルさえ決めていないという超ハードボイルドな旅になった。
それにしても今のこの世の中、ネットのおかげで宿無しにならずに済むってほんと素晴らしいことだわよ。
20年前のイタリアだったら(ほんとこないだのような気がするけど)駅にあったオールドスクールな宿紹介所に空室のある宿をなんでもいいから斡旋してもらってたのに。
かなり心配だったので、前の晩に今夜の宿を決めてもらった。
またどこぞの村のB&Bで一晩100ユーロ(二人分)だという。


そんなわけで、今日何するかも決めてなかったあたしたちは3晩お世話になった素晴らしいB&Bにアリヴェデルチして(そのB&Bのワンコやカエルたちと別れるの超辛し)、Tarquinia(タルクイニア)のエトルリア人の墳墓群(ネクロポリス)を見に行く事に。
あぁ、こんなに暑いのに大丈夫だろうか・・・。
期待どおり(爆)ハードボイルドな旅とあいなったのだった。

まず、このタルクイニアの墳墓、期待通り太陽をさんさんと受けている大地にあった。
大地に20ぐらいの小屋が建っていて、その小屋を入ると階段になっていてその下にお墓(玄室)となっている。
そのお墓、まぁ紀元前8世紀から4世紀に造られたものにしては絵も言われぬ美しい装飾なんだけど、墳墓へ下っては登り、そして再び炎天下を歩き次の小屋へ、また下りの繰り返し。しかもその墳墓の下っていうのがジメっとしててイヤな感じなのよ(正直なブログ)。
そのおかげであたまがぼ〜〜となっちゃった。
って、あたし文句多い?ねぇ、多い?

中はこんな感じ。このジメっ加減が伝わるだろうか。




玄室内部
炎天下でもよー勉強しはる
ゼンタングルのパターンっぽい

ぼーっとしながらも、この2500年前の人たちの持ってた技術の高さ、その絵心や遊び心に感動。
虎は虎に、孔雀は孔雀に、男性は現代の人が見てもイケてるメンズに描かれている。
この後行ったタルクイニアのエトルリア博物館(日本語のサイトがちょっと不十分)ではエトルリア人の墓から出土したものがたくさん展示されていたけど、彼らがかなり自由な思想を持っていて、しかも夫婦愛や人間愛を尊重していた民族だったことがしのばれた。
なんでもお墓は来世との架け橋と考えられていたらしく「来世でも同じ妻に会えるように一緒に埋めて欲しい」と書き残した身分の高い人もいたという。男性同士で埋めて欲しい人もいたそうで、出土されたお皿には男性同士のウフフが描かれているものが何点かあった。わおっ♡ 

ちなみに8月15日は日本では終戦記念日だが、イタリアでは聖母の被昇天(L'Assunta)の日。
休日でお店は閉まっていたけど、レストランは休日メニューで営業しているところが多く、あたしたちが入ったレストラン(あぁ腹減り過ぎて名前ゲトせず)も着飾った家族連れ、しかも4世代の家族でパーティしている大人数なテーブルもあって賑わってたの。
街自体も昨日のヴィテルボの暗い感じはなく、なんとなく裕福な気もした。
タルクイニアは海の目の前だから魚介類がとっても美味しいんだけど、イタリアの面白いところは、これが20キロ内陸に行っただけでいきなりメニューが肉中心になるところよ(大都市除く)。
もちろん大人数の中で異人種あたしだけだったんだけど、そんな平べったい顔のあたしにも何人かのおばあさんが「Buon Ferragosto!」(『8月おめでとう!』って意味らしい)と笑顔で声かけてくださるっ。涙。

小さいタコのトマト煮(イイダコではないらしい)下にトーストが敷いてある

タルクイニアの通り
このテクスチャーがええのよ
ぼうず水まきゃ日が暮れる
タルクイニアには結局5時ごろまでいた。
車をスタートさせた瞬間今日泊まるB&Bのオーナーから電話が。
聖母の被昇天祭があるのでそれに間に合うように来たらいい、というサジェストだった。
あぁ、このありがたいサジェスチョンを聞いておいてほんとに良かった(涙)。

今夜の宿は二日前に行ったBomarzoの隣、人口110人あまりのMugnano in Teverina(ムニャーノ・イン・テヴェリーナ)という眠たそうな響きの村にあった。
Googleのマップにも載ってないほどの小さい村なのだけど・・・。
その村に行って今夜泊まるというB&Bの住所の前に立ってビックリ。

後編へつづく。


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