2014年4月16日水曜日

ラヂオの時間



お友達のロバリちゃんが
「フェースブックでいろんな人から申請が来て正直ウザい。私生活の情報交換をべつにする必要ないような人達から最近すごく申請が来る。あぁ親に隠れてしてた深夜の長電話が懐かしい。親友とだけの情報交換してた頃に帰りたい。」と嘆く。
「そんなあなたはソーシャルネットワーク自体やめなさい」
って思う方もいるかもしれないけど、そうもいかない感じわかるでしょーっ。
わかるわよー、やめられない気持ちってわかるわー。
そんなロバリちゃんには「特定の人には見せなくするなどのいろんな設定の仕方があるのよ」と教えてあげた。
超上から目線で教えてあげたのはいいが、実はあたしゃこの「設定」っていうのが本当に苦手。だから特定の人に見せなくする設定あるのは知ってるけど、言った本人はやってないの。

それにしてん、いつからあたしの人生に機械を「設定する」という行為が侵入してきたのかしら。

プッシュホン(ホンってw)の短縮ダイヤルからかしら。
CDの選択プレイあたりかしら。
たしかに、設定をやり始めた頃はその便利さからついついワクワクしながらやっていたような。

最近はチャンネルなどの選択肢も膨大に増えた。
あたしのテレビのケーブルチャンネルなんて200ぐらいあんのよっ(え?普通なの?)。
その中から設定して「フェイバリット」に入れるわけだけど、もうその作業が面倒くさいの。「まずこのメニューに行ってそれでその後この「お気に入りに追加」を押して、次のを入れたい場合は・・・。映画チャンネルだけを表示させたい場合はここに行って緑のボタン。ちなみにこれを長押ししてやるという方法もあって・・・。」
説明してくれるおさーんには悪いが、吐きそう。
お気に入りに行くのも必死でたどり着いたころにはもうお気に入りじゃなくなってるわよっ!ふんがーっ!
200もあるから「これよりもあっちのほうが面白いかしら?いやあっちかしら?」ってひとつの映画観てる最中から落ち着かなくなるのってあたしだけ?
他199のチャンネルを見てないと思うと損してる気分になっちゃうっていうか・・・。
そんで、とどのつまりテレビなんて観ないの。
ボックスが立ち上がるの待つのすらが面倒で。
Ω\ζ゜)ちーん

あぁ、ロバリちゃんじゃないけど、中学時代深夜にうちの在所(爆)から唯一チューンインできたNHK-FMを布団の中で聞いてたころが本当に懐かしい・・・。
スイッチ入れた瞬間に東京やパリやニューヨークの素敵な世界に誘われたもんよ。

そんな無言のモンスターに潰されそうになってたあたしに、おさーんがものすごいええもん買うてくれたっ。
木製の枠に入ったレトロ感満載のインターネットラジオっ!
あぁ、あたしのカッピカピの生活がこれでちょっと潤ったわぁ。
ベースはインターネットだからもちろん最初は設定しなきゃいけないし、ラジオ局も数多とある中から選ぶわけだけど、おさーんが設定してくれた英国のBBC3とイタリアのRAI5(以上クラシック)ドイツのCool Radio Jazz、それにイタリアのDeeGay.fm(爆)しか聞いてないの。プログラムしようと思ったらもっと沢山の局を登録できるんだけどインターフェースにあるボタンは4つだけなので、いまのところこの4局だけ。
この4局で充分なのw 
ラジオだと「他の局も聞いてないと損」みたいな気分にならないのも不思議。
しかもこのラジオのええ所ってその音質もルックスもだけど、なんと言ってもスイッチ入れた瞬間いきなり鳴り始めるところよっ!
「立ち上がるまで」全然待たないのよっ!涙っ!
次の曲も設定しなくていいし(当たり前だけど)、自分が作成したプレイリストも選ばなくていいし、もう最高っ!

それにしてん、あたしの生活に「デバイスが立ち上がるまでじっと待つ」って行為が入ってきたのっていつのことかしら・・・。
なによ、デバイスのくせに人待たせやがってさっ。

あぁ、ひさびさ誰かと長電話したいっ。


2014年4月15日火曜日

80がキー

スウェーデンでやさぐれて便所裏でしゃがんでタバコ吸ってたあたしだったけど、オルネッラ・ヴァノーニのコンサートでミラノに行ったら人並みに更正できたわw 
っていうか、もーこの際ミラノに住んでるって言うたらあきまへんか?がはは。し〜ん。

行ってみたら泣く子も黙る国際家具見本市のSalone del Mobileとがっつりかち合ったという特典付き!街全体がお祭り気分しかもお天気もありえないぐらいよく滞在してた1週間は夢のやうだった。
しかもメイン会場の一つのミラノ大学であたしゃなんとテレビにインタビューされちゃったっていう。
「ミラノの建築一般についてどう思いますか?」「好きな20世紀の建築家は誰ですか?」
・・・・し〜ん。
絶対にオンエアないと思う。がははは。
でも来年から欠かさず行こうっと!うんっ。みなさまも是非っ!

そのオルネッラだけど、今年で御年80歳。
大御所中の大御所である。
チケットがあっという間に完売してしまったのでもう一日追加公演することにしたという。
そんな80のオルネッラいつまで観れるかわからない(失敬ごめん)というんで行ってきましたっ。

出てきて、歌い出してびっくり。
若い頃とまったく変わらない憂いを含んだその声っ。
まるで80のばあさんの声じゃないのよっ。
(下は40年ぐらい前の映像ね)



キューをときどきミスったり、繰り返しするの忘れちゃったりしてたけどそれは80歳だから許してあげて。
その声にもびっくりしたんだけど、もっと感動したのは2時間立ちっぱで歌いっぱってところよ。
途中1時間半経ったところで「おトイレ行くわ」と引っ込んでそこで幕間取って、また出てきて45分歌ったのよっ!
お話や寸劇も入って意味全然わからなかったけどあっという間に終った感あったわ。
ちなみにコンサートのお話やインタビューで好んで「お気に入りの大事なランプを壊した姪っ子」の話をいつもするらしいけど、今回はなかったw

現代の70代の方って、まるで55歳みたいに行動する方が多いでしょ。
70歳で元気でいても最近はあんまり感動しないけど、80歳でこの長丁場のコンサートできるっていうのは本当にすごい事だと思ったわよ。
あるピアニストが言ってわ。「80でどれだけ弾けるかが問題」って。
80がキーなのよっ。(あたしゃ22がキーだと聞いて育ってきたんだけどww)
しかもデビューしてから50ン年ずーっと国民に愛され続けてることにも感動。
コンサートの終わりに
「Grazie!!! Ornella!! Grazie!!!!」って皆が叫ぶから、もーあたしゃそれで号泣しちゃったっ。
あぁ、まじパワーもらったぁ(☜若者風)。

1人の歌手が長い時間スターダムでいるためには、その声の良さとその楽曲の良さとお人柄、この中のどれが欠けても無理なのねぇ。

オルネッラ、長生きしてずーっと歌い続けてもらいたい。
「古き良きおしゃれなイタリア」に連れていってくれる数少ない人の一人だから。

判り辛いかもだけどこのオレンジの髪がオルネッラです

あたしの好きな曲。
Eternita